2015年10月15日木曜日

片づけはメンタルが9割――『人生がときめく片づけの魔法』を読んで

猫のファーがもっさりする季節になってきました


こんにちは、図書館大好きおくいです。

最近、図書館に行くと整理整頓とか片づけについて書かれた本ばかり手に取ってしまいます。

今日は少し前から気になっていた本、近藤麻理恵さんの『人生がときめく片づけの魔法』を読めました。

シンプルライフに興味のある方なら今更感の強いベストセラーですが、自分のための備忘録としてまとめと感想を書いておこうと思います。









まとめ



近藤麻理恵さんによると、片づけとは

1. モノを捨てる
2. モノの収納場所を決める

の2つだけ。

ただし、この順番は必ず1→2でなくてはならない。


そして、片づけは必ず一気にやらなければならない。

そうすることで今までどれだけたくさんのモノに囲まれて生活をしていたかに気付き、もうあの生活には戻りたくない、という意識の改革が起こる。




1. モノを捨てる  について


片付けは
モノを捨てる=「モノを見極める」作業
から始まる

(捨てる前に安易な収納に取り掛かるのは大量の不用品を閉じ込めるだけ)


・場所ごとに片づけるのではなく、モノごとに片づける
 順番は 衣類→本類→書類→小物類→思い出品


捨てる基準は「ときめくかどうか」=感情
 自分がどう感じるかに向き合っていくことが大切




2. モノの収納場所を決める  について


モノの収納場所=モノの定位置
を決めることで、モノ自身が休まる場所ができる


・方法

捨てる作業を実行しながら、モノの量を把握する



場所別ではなくモノ別に片づける
&
収納方法は極限までシンプルにする


そうすることでモノを片づけるのが単純で簡単になり、
整理整頓された生活を続けることができる。







感想


 わたしはあまり風水だとか気だとかスピリチュアルな事は信じない性格なんですが、近藤麻理恵さんが、モノをまるで生き物のように扱われるのは納得できる気がしました。
 
 モノに"ときめくかどうか"の基準から始まり、まるで自分の持ち物が生きているかのように、「ありがとう」と声をかけたり、モノが休まるように居場所を作ってあげたり……


 結局、自分自身の基準・感情を以ってして持ち物を決めるというところが、ミニマリズム全般に共通するところだと思うんです。

 誰かが「服は10着まで」「○○は便利」と言っていたからじゃない。 

 自分の持つモノは自分で決める。

 それを自分の心に尋ねる、という行為を"ときめくかどうか"試すことで、こんまりさんは実践されているんじゃないでしょうか。


 片づけは、物理的にどうするべき(収納法とかの類)、ということではなく、メンタルの部分が9割以上を占めてるんだと思います。

 自分で、モノとの関係を決める。

 それはモノとの対話でありながら、自分自身との対話でもあります。

 モノを見極める作業を続けることで、自分に本当に必要なものがわかるようになる。

 それを怠っているから、どうでもいいものが家にあふれてしまう。

 これは、断捨離にもミニマリズムにも通じることじゃないかな。

 (断捨離の本は読んだことないので憶測ですが(;'∀'))





こんまりさんの本、読んでよかったです。

片づけマインドを後押ししてくれます。










まだまだがんばります。





もしよければお願いします。

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